ノルマンディー地方の中心都市ルーアンをめぐる半日観光コース。
中世からフランスの歴史の重要な舞台となってきたこの街には、ゴシック建築、木組みの家々、ジャンヌ・ダルクゆかりの場所、そして印象派をはじめとする芸術作品など、見どころが旧市街に凝縮されています。
半日コースでは、ルーアンの歴史をたどりながら、代表的な見どころを徒歩でじっくりご案内します。
ルーアン大聖堂
ルーアンを代表する建築物であり、街のシンボルでもあるノートルダム大聖堂。
長い年月をかけて造られた壮麗なゴシック建築で、その繊細なファサードは、印象派の巨匠クロード・モネが光や時間によって変化する姿を何度も描いた
「ルーアン大聖堂」連作でも知られています。
大聖堂内部では、美しいステンドグラスだけでなく、ノルマンディー公やフランス史に深く関わる人物たちの墓などをご覧いただきながら、建物そのものに刻まれた
ルーアンとノルマンディーの歴史をご紹介します。
聖マクルー教会とエートル・サン・マクルー回廊
旧市街を歩いていくと現れるのが、華麗なフランボワイヤン・ゴシック様式で知られる聖マクルー教会です。
その近くには、ルーアンでも特に珍しい歴史的建造物、エートル・サン・マクルー(Aître Saint-Maclou)があります。
かつて墓地として使われていた中庭を木組みの建物が取り囲む独特な空間で、建物には骸骨や墓掘りの道具など「死」を象徴する装飾も残されています。
美しい木組み建築の中に中世ヨーロッパの死生観が残る、ルーアンならではの場所です。
大時計通りと大時計
中世の木組みの家々が並ぶ大時計通り(Rue du Gros-Horloge)を歩きながら、ルーアンのもう一つのシンボルである大時計(Gros-Horloge)をご覧いただきます。
華やかな文字盤を持つ大時計は、長い歴史を持つルーアンを象徴する存在。現在の街の風景と、中世から続くルーアンの歴史が重なり合う場所です。
旧市場広場とジャンヌ・ダルク教会
そして、ルーアンの歴史を語るうえで欠かせないのがジャンヌ・ダルクです。
旧市場広場(Place du Vieux-Marché)は、1431年、ジャンヌ・ダルクが火刑に処された場所として知られています。
広場に建つ現代的なジャンヌ・ダルク教会では、建物の外観だけでなく、内部に残された美しいルネサンス期のステンドグラスもご覧いただきます。
ジャンヌ・ダルクの生涯と、なぜルーアンが彼女の最期の地となったのかを、当時のフランスの歴史とともにご説明します。
ルーアン美術館 ― 約1時間
街歩きの後は、ルーアン美術館(Musée des Beaux-Arts de Rouen)へ。
古典絵画から近代美術まで幅広い作品を所蔵しており、年代を追いながらヨーロッパ美術の流れを楽しめる、見応えのある美術館です。
特にルーアンならではの見どころが、クロード・モネによる「ルーアン大聖堂」連作の作品。
実際の大聖堂をご覧いただいた後に、モネが光の変化をどのように捉え、描いたのかを本物の作品で鑑賞していただけます。
さらに、ヨーロッパを代表する画家たちの作品を約1時間かけて厳選してご案内します。
大きすぎず鑑賞しやすい美術館ですので、「美術にはあまり詳しくない」という方にも、作品の背景や見どころを分かりやすくご説明します。
街を歩いて歴史の舞台を見たあと、その街を描いた本物の芸術作品を見る。
歴史・建築・美術が一つにつながるルーアンの魅力を、フランス公認ガイドが日本語で分かりやすくご案内する半日コースです。
主なご案内場所
ルーアン大聖堂(外観・内部)/聖マクルー教会(外観)/エートル・サン・マクルー/大時計通り/大時計(外観)/旧市場広場/ジャンヌ・ダルク教会(外観・内部)/ルーアン美術館(約1時間)
※教会・大聖堂は宗教行事や開館時間等により、内部をご案内できない場合があります。
※月曜日および日曜日午前は、ルーアン大聖堂は外観からのご案内となります。
※金曜日14時までは、ジャンヌ・ダルク教会は外観からのご案内となります。